五色旗③

皆さんこんにちは!
前回に引き続き担当させていただきます、真浄葬祭 接客部の田中です

今回は五色旗の左右それぞれに吊るされている鏡・勾玉(まがたま)と刀、榊(さかき)についてお話します。
向かって右側に鏡と勾玉、左側に刀が吊るされており、その上に榊と呼ばれるものが立てられています。鏡は「正直・徳」、勾玉は「知恵・生命力」、刀は「慈悲・正義」の象徴ともいわれ、五色の旗と合わせて「神の道」、すなわち人生のありようを示しています。

次に榊は、神道に置いて神と深い関わりのある神聖な植物です。
「さかき」という読み方は『神様と人の境にある木』という意味で「境木(さかいき)」から転じたという説や、葉が年中濃い緑色に生い茂っていて落ちることがないため、『栄える木』ということで「さかき」と呼ばれるようになった説など諸説はさまざまです。また、榊は神様が降り立つ依り代(よりしろ)としての役割もあるそうです。

五色旗

神道は仏教とはまた違った考え方があり、興味深いですね。