位牌と過去帳①

仏壇

こんにちは!
今回のブログを担当させていただくのは真浄葬祭 業務部の小川です。どうぞよろしくお願い致します!

今回私が取り上げるテーマは位牌と過去帳についてです。
これらの名称を聞いて皆さんはどのようなものを思い浮かべますか?私はどちらも仏壇に飾られているものというイメージがあります。以前、親戚が位牌に戒名を書いてもらう際、本名の一部と本人が好きだった雪という漢字を入れてほしいとお寺の方に相談していたことも記憶に残っています。
では、その戒名などが書かれている位牌と過去帳はどのような役割を担っていて、形や書き方にどんな種類・法則があるのかを調べていきます。

まず位牌の主な役割は、故人様の魂の依代(よりしろ)つまり故人様そのものとして扱われ、供養される礼拝仏具であることです。またこれらは仏壇に飾られるのが基本であり、位牌が故人様・ご先祖様の魂の帰る場所であれば、お仏壇は本尊をお祀りするだけでなく彼らの仮の家ということにもなるのです。

仏壇

位牌の特徴として、先ほど申し上げたように仏教の戒律を重んじている修行者に与えられる「戒名」、あるいは浄土真宗の阿弥陀仏の教えを聞き守る者に授ける「法名」のどちらかが主に記されています。その上に各宗派の本尊や菩薩の証である「梵字(ぼんじ)」、裏側には故人様の生前のお名前「俗名」とお亡くなりになられた「没年月日」、亡くなった時の年齢「没年齢」が書かれます。

過去帳は位牌と同じ内容がページごとにまとめて記され、先祖代々の記録が残されているため家系図の意味合いが強く、仏壇や納骨先に飾られていることがほとんどです。位牌の数が多く置き切れなくなった際処分・供養をしていただいて、その戒名などを過去帳にまとめ永続的に保管する役割もあるのです。

位牌と過去帳の基本的な役割と記されているものの内容はお分かりいただけたでしょうか?
では次回位牌の種類と役割の違いについて紹介させて頂きます。

研修終了

台風の影響もなく3日間東京の方へ研修に行ってまいりました。

たくさんの学びと資料、そして今日から取り組む内容について朝から頭がパンパンですがこれから少しずつ活かしていきたいと思ってます。

お盆休み

昨日はお盆が無事終えお盆休みで2ヶ月ぶりの魚釣り。

今日はいつもと違う戸畑から出港です。

次回はミレニアムメモリーズで慣らし運転も兼ねて新人数名で行く予定です。

アシスタント業務③

葬儀アシスタント

真浄葬祭のブログをご覧の皆さま、こんにちは。本社接客部の古賀です。

今回は、私がアシスタントとして今後取り組みたいことについてお話したいと思います。
通夜、葬儀のアシスタントには、マイクを使って式進行を行う司会、式の中で焼香案内などを行うメインアシスタント、式場外での補佐を行うサブアシスタントの3人がつきます。
そして、サブやメインアシスタントとして十分に経験を積んでからでないと司会を務めることはできません。

現在、私は主にサブアシスタントとして式につきながら、先輩の動きを見てメインアシスタントの勉強をしています。

ここで、以前お葬儀のアシスタントに入った際に感動した先輩アシスタントの行動をご紹介したいと思います。
お葬儀では、出棺前最後のお別れとして棺の中にお花を入れていただくのですが、まもなく棺の蓋を閉じるというタイミングでお一人遅れて来られた方がいらっしゃいました。そこで先輩アシスタントは急遽花を2、3本切ってその方にお渡ししながら、「よろしければお花を入れてお声をかけられてください。」とお伝えしていました。
もしそのまま棺の蓋を閉めていたら、その方はきっと故人様とのお別れに心残りができていたと思います。花を入れるという目に見える形でお別れをすることが、親族会葬者にとっては大切な儀式のひとつだと実感したと同時に、お客様の心情に寄り添った先輩アシスタントの行動に感動しました。

今後は、メインアシスタントの勉強とともにお客様の動きをよく観察して行動していきたいと思います。

葬儀アシスタント

アシスタント業務②

アシスタント業務

真浄葬祭のブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本社接客部の古賀です。今回は、普段お客様からは見えないアシスタントの仕事についてお話したいと思います。

アシスタント業務において大部分を占めているのが、この見えない仕事です。
中でも通夜葬儀が開式するまでには様々な準備があり、式を円滑に進めるためにも最も時間をかけて丁寧に行っています。準備の例を一部ご紹介すると、式場設営、会葬品の袋詰め、お寺様接待の用意などが挙げられます。

そしてもう一つ、お客様からは見えない仕事の中で多くの割合を占めているのが、会館の清掃と在庫管理です。
お客様の対応がない時、アシスタントは基本的に会館の清掃を行っています。一見お葬儀とは関係ないように思えますが、会館の印象はそのまま会社の印象にも繋がります。清潔感のある斎場で、故人様との最後の旅行の時間をゆっくりと過ごしていただきたいと思います。
また、会館の在庫管理をこまめに行うことで、急な在庫切れでお客様にご迷惑をおかけすることがないよう注意しています。

私は、これらの見えない仕事こそがアシスタントとして最も大切にしなければいけないことだと考えています。準備なくして成功はありません。これからも一つずつ丁寧な仕事を心がけたいと思います。
アシスタント業務

オリジナル礼状

新たな企画でオリジナル礼状を自社で制作するようになりました。

もちろん無料の項目です。新人さんが入社して少しずつ新しいサービスが出来つつあります。

新しい仕出し店始動

初盆回収も終えてようやく新しい企画が整ってきました。

今日から新たな仕出し店さんが始動いたします。

お互い慣れない中協力して進めていきたいですね。

初盆について③

精霊馬

真浄葬祭のブログをご覧の皆さん、こんにちは
本日のブログは真浄葬祭 業務部の山本が担当致します。

今回は、お盆や初盆に必要となる提灯や道具についての名前や意味についてお話させていただきます。
皆さんは、きゅうりやナスで作られている、動物を見た事ありませんか?これは馬と牛をイメージして作られています。きゅうりで作られているのが馬です。意味合いとしては、ご先祖様が帰って来られる際に馬に乗って早く現世へ来て欲しいという意味があります。一方で、ナスで作られている牛は、お盆が終わりご先祖がお浄土へ帰られる際に、沢山の供物を持って、ゆっくりと帰って欲しいと言う意味があります。

精霊馬

次は提灯についてです。皆さんは提灯と聞いて一番最初に思い浮かぶ形はどのような形ですか?
私はぶら下がっているものが思い浮かびました。
これは、門提灯という名前の提灯です。初盆で飾る提灯には全てご先祖様が現世へ帰って来られる際の目印という意味があります。その中でも門提灯は玄関へ飾るものなので、お家へ帰る際に一番最初に目に着きます。そのような事から、門提灯には各ご家庭の家紋や苗字が記されているものもあります。仮に自分がお家へ帰る時に、苗字入りの提灯があると分かりやすいですね。

門提灯

次に脚がついている提灯です。これは行灯(ぎょうとう)と呼ばれるものです。行灯も意味は目印代わりになるものですが門提灯と違う点は、ライトの部分に回転灯と言われる道具を付けるとライトの熱で中の回転灯が回る為、自宅を色鮮やかに照らしてくれます。またどの提灯と比べても一番大きいため、祭壇周りを豪華にする事ができます。
その他にも、天井から吊るす住吉(すみよし)と言う名前の提灯があります。祭壇周りに左右対称で提灯飾りをする事で、お客様からもとても綺麗で立派というお声をいただきました。

今回私は入社して初めて、初盆お飾りのお手伝いをさせていただきました。普段の生活で触る機会が少ない提灯を組み立てることは、少し緊張もありました。プラスチック製のもの、木製のもの、それぞれの提灯で細心の注意を払いながら組み立てることを意識しました。その他にも、初盆用に畳を新しくしたというお客様の自宅では、畳を傷付けないようにタオルを敷いて対応させていただきました。
全ての飾り付けを終えて、ライトを付けた瞬間はご家族様の喜ばれるお顔と、自分自身の達成感がありました。

私自身今年のお盆休みは実家へ帰ることはできませんでしたが、沢山のご家族のお手伝いをさせていただけた事は、この上ない財産になると思います。私自身も帰省した時は、しっかりとお墓参りを行いたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。

初盆について②

読経

真浄葬祭のブログをご覧の皆さん、こんにちは
本日のブログは真浄葬祭 業務部の山本が担当致します。

今回は初盆とお盆の違いについてお話させていただきます。
前回の記事で触れたように、初盆は四十九日を経過して初めて迎えるお盆の事です。通常のお盆との大きな違いとしてあげられるのは、お寺様をお呼びして読経をあげていただき供養をするという点です。

読経

お寺様をお呼びするということはその分、お布施も必要になってきます。通常のお盆では家族や親戚が集まってお墓参りを行うので上記の二点が大きな違いとしてあげられます。

またお寺様をお呼びするに当たって、提灯飾りの準備も必要になってきます。
通常のお盆に比べて初盆で飾る提灯は豪華になる場合が多いです。

次回は、初盆で必要となる提灯や道具の名前や意味についてと私が入社後初めて初盆の飾りをさせていただいての感想についてお話させていただきます。